某vocaloidに恋した腐女子のブログです。色々一新しました。ブログ名は前半音楽用語、後半は…まぁ、兄さん的な意味合いで。>一応ブログ主の名前も、音楽用語"歌"より拝借。
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
| --/--/--(--)--:-- |
| スポンサー広告 | comments(-) | trackbacks(-) |
惜しみなく愛して惜しみなく憎んであげる(By天野月子【鮫】)
お久しぶりです、気づけば前回の更新から1月は経ってたって。
ビックリ!ariaです。←

今日はボカロ系でなく、オリジナル。
しかもベーコンでレタスな感じ←←

いや、御鐘たん←と一緒に風呂敷広げてる奴なんですが。
うpしとこうかな?って思いまして…←←
ブログに上げる関係で、初稿のレイアウトや文章の一部を変更したりしてます。

ちなみに今回の題名は、僕側主人公?の1人野々宮馨と言う子なのですが、
その子っぽいなと思い選択。この文章の主人公ですね、うん。

つっこさん格好いいよ、美人だよつっこさん、な気分←

見てやろうって奇特な方がいらっしゃいましたら、追記からどぞ…。

ちなみに。
このシリーズの文章は全て、御鐘たんに捧ぐ。  なんちて←

―もう、何もかも、どうでも良かった。
そう言っては語弊があるだろうけど、それ位、僕にとって衝撃は大きかった。
ふらりと、星空のした。近頃はもう慣れてしまった、偽りの連絡を義母へ伝えた後、
僕は当て所もなくさまよい歩いていた。言い知れない虚無感を胸に抱きながら。
もう会うことは無いと思っていた、あの頃誰よりも大切に感じていた幼なじみ。
まさかまた会えるなんて思えなくて、とても嬉しくて。大切だという感情が形を変えて、
口に出すことがはばかられるような想いを抱いてしまって。
それでも、ただ一緒にいられるだけで嬉しくて。

あの頃は、僕の方が彼の前から居なくなってしまったけど。
今度は、彼が居なくなってしまって。
悲しい、とか。なんでだ、って憤るとか、そんなの、何も考えられなくて。
 ただ少し、寂しかった。
風の噂に、彼の大切にしていた弟が、事故で亡くなった事や、
その関係で家族間で何らかのトラブルが起きた事を伝え聞いた。

――どうして、何も言ってくれなかったんだろう。

寂しさの原因は、彼から何も話されなかった事だった。
自分は、彼に頼って貰えなかったという事実。
彼を、少しでも助ける事が出来なかったという事実。
そのまま誰にも何も言わず、学校からも、この街からも。
 彼が居なくなってしまったという事実。
寂しさはやがて胸の内を巣くい、ドロドロとした澱となって。
重たく暗く、それでいて空虚な、虚無感となった。
 それからの僕は、何もかもがどうでも良くなってしまった。
義理の父母や兄妹達に心配をかけないように、嘘を吐くのももう慣れた。
繁華街を一人街中を歩けば、馬鹿な奴が声をかけてきて、
路地やらホテルやらに連れ込もうとする。そんな奴らを伸すのも、もう慣れた。
でもこの胸の内の虚無感は、何日、何週間、何ヶ月たっても、埋まらなかった。
だから今日も僕は、当て所なく、街をさまよい歩く。
居なくなった彼が、どこかに居るんじゃないかという、ほんの欠片しかない希望を、
底知れない虚無感と共に抱いて。

   ――そして僕は、アイツと出会う。

路地の向こう側、
 通り過ぎた横顔、
  目の端に映った、
   ネオンの明かりを受けた、見覚えのあるような、姿。

「―っ、まっ、秋ちゃっ…!」

   一気に、鼓動が跳ね上がる。
  追いかけて、手を伸ばす。
 路地に入った…?逃げられる?
嫌だ。せっかく見つけたのに。
あと、少し。捕まえ、られ―?!

『―驚いたな…知った気配だったとはいえ…まさかこんな所で会うとは……』

気付かれていたのか、逆に手を取られ、壁に押し付けられる。
聞き覚えの無い言葉、
 記憶にある彼とは違う、
  低く少し掠れた吐息まじりの声音。

彼と似た容貌の見知らぬ男は。
驚いたような、それでいて楽しげな表情を浮かべて、僕を見下ろしていた。
スポンサーサイト
| 2008/11/02(Sun)01:03 |
| オリジナル | comments(0) | trackbacks(0) |
<<燃え尽き 燃え尽き 戻らない約束の場所(By天野月子『蝶』) │ ホーム │ 笑みを仮面に描いた熾天使? いいえ、魔法で変わった、ただの灰かぶりですよ。>>











管理者にだけ表示を許可する

 │ ホーム │ 
Calendar
« | 2017-10 | »
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -
PROFILE

aria(アーリア)

  • author:aria(アーリア)
  • 日々躁と鬱の合間を
    行き来している脳みそが
    グールな生物学上♀です。
    おつむりの中は危険です。

    画像は自筆で。

  • RSS

  • まとめ
  • 管理者用
RECENT TRACKBACK
search
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。