某vocaloidに恋した腐女子のブログです。色々一新しました。ブログ名は前半音楽用語、後半は…まぁ、兄さん的な意味合いで。>一応ブログ主の名前も、音楽用語"歌"より拝借。
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考えるだけでよだれが出ちゃう…誰か私に、マグロを…!!(どうぞ、エリザ)
お察しのとおり、たこルカです。そういった方がいいでしょう←←
どもども、ariaです。この曲とであって以来、マグロが食べたくて仕方ないです。



たこルカ可愛いよ、たこルカwww

さて、追記からは例のSF主従のドイツ物語ですよー。

ぶっちゃけ、彼らを小説にするとは思ってなかったよー

ではでは、追記からどぞー!
*******************

「早く力を付けなくちゃ……壊れちゃうよ?」
―ねぇ、お兄さん??
そう言って口元に淡く笑みを浮かべた少女は、
真冬の冷え冷えとした月を思わせる色をしていた。


【Loreley machte maschinell.】


ドイツ南西部
「黒い森(シュヴァルツヴァルト)」と呼ばれる針葉樹林の内に、
その城はひっそりと静寂を保ったまま佇んでいた。
もしその城を訪れた人間が居たとしたら、ささやかな庭と、石造りの外壁を覆う蔦、
そして「黒い森」の様相から、さもその城を御伽噺の舞台か、
はたまた観光名所か何かに思った事だったろう。
もし、訪れた人間が居たとしたら、だが。
その城を知るものは殆ど居ない。
半径数十キロに渡って広がる森…
通称「ヘクセヴァルト」には、当に絶えていたものとばかり思われていた
野生の狼が出没しているのだと、近隣の集落では噂されているからだ。
そしてまた、実しやかにしかし根強く信じられている言い伝えがある。
その言い伝えは、幼い子供が深い森に入らぬよう警戒を促すためのものとも、
真実そうであるとも言われているが、真実では定かでない。
しかし、その言い伝えが地元の人々の意識に根付いているのは、森の名にも現れている。
「ヘクセヴァルト」その意味は、「魔女の森」。
深いその森の奥には、魔女が住んでいるのだと、今でもなお信じられているのだ。

そんな「魔女の森」の奥。ひそやかに佇む古城の一室。
さぞや薄暗く気味の悪い城内かと思えば、そうではない。
寧ろただ広い一般家庭と何ら変わらない空間がそこにはあった。
大きな冷蔵庫と最新式のシステムキッチン。
オーブンは薪を使用する昔ながらのものと、電子レンジと合わさったこれも最新式のもの。
細工の細やかなキャビネットには、有名ブランドの陶磁器が並び、
白いテーブルクロスの敷かれたダイニングテーブルの上には、
今だ湯気を立ち上らせる朝食が、席に着くべき主を待ちかねていた。
「……さて、後はエリザを起こすだけですか」
ポツリと言葉を漏らしたのは、先ほどからその朝の情景を作り上げていた人影だった。
鴉の羽のように黒い髪と、狼のそれに似た褐色の瞳。
ゲルマン系のそれとは異なる、濃い色身の肌をもつ、身の丈190に近かろう長身の男。
恐ろしくキッチンが似合わないような偉丈夫。
アルベルト・ヴァン・ハイヒェルハイム。
この城の主の家族であり、助手であり、従者でもあるこの青年が、この空間の主だった。
キッチンを抜ければ、そこには外観と変わらぬ石造りの廊下が続いていた。
もっとも、空調が整備されているのか、外気を感じることはなく、暖かであるが。
そうして彼は、たどり着いた主寝室の前で、戸をノックしようと上げた手を止めた。
「………また、ですか…」
小さく嘆息。余り代わり映えしなかった彼の表情に、呆れの色が見え隠れする。
くるりと踵を返せば、今度彼が足を進めるのは城の地下へと向かう階段。
コツコツという硬質な足音が響く中、そこに次第に低いモーター音が混じりだす。
さらに足を進めれば、様々な計器の立てるピッピッと言う電子音や、
それから通気ダクトから小さく聞こえる、柔らかで、それでいて機嫌の良さそうな歌声。
再度足を止めた彼の目の前にあるのは、キッチンのソレとは180度異なる堅牢な扉。
大手企業などにあるものとよく似た、
その実それよりも性能の高いバイオメトリクス認証機能が備わった地下室の番人。
その扉の奥に、彼が探し求めている"お姫様"がいるのだ。
"御用の方はパネルへどうぞ"
歌うように告げられた言葉に従い、扉の脇に備え付けられた入力パネルに近づく。
レンズに焦点を合わせれば、一瞬の光と共に虹彩が識別される。
光の残像が瞼の裏にちらつく中、マイクに向かって彼は告げた。
「パスコード"Loreley"」
"虹彩、声紋、パスコード、オールクリア。ロックを解除します"
ピピ、と言う電子音と共に、ロックを示していた赤いランプが緑へと変わる。
重々しい音を立てながら開かれたその扉の向こう側にあったのは。
機器のランプの朱莉に浮かび上がる、部屋中を覆いつくさんばかりの
数多のスーパーコンピュータと、SF染みた実験器具と、怪しげな培養ポッド。
そして、その中央に備え付けられたモニタの前で楽しげに歌をつむぎながら、
軽やかに鍵盤で曲を奏でるかの如くキーボードを叩く彼の主の姿だった。
「Guten Morgen エリザ。また寝ずに遊んでいたんですね?」
もうとっくに朝食の準備も済んでいますよ、と声をかけながら、彼は照明の電源をオンにする。
「Guten Morgen アル。もうそんな時間だったの?」
人工的な白い光の下、くるりと自らの従者を振り返って笑みを浮かべたのは、
薄蒼の混じる銀髪を揺らす、紅紫の瞳を持つ幼い少女だった。
彼女こそ「魔女の森」に居を構える研究者、エリーザベト・ハイヒェルハイムその人である。


ちなみに、一番冒頭の語りは、昇ちゃん視点的イメージです。
そして仮の題名は「機械仕掛けのローレライ」ってところで。
あ、一応ドイツ語ですよ?生扉の機械翻訳ですが。←←
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| 2009/02/19(Thu)00:35 |
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